三井物産プラスチック 新卒採用情報サイト Mitsui & Co. Plastics Ltd.

エントリー

pic

CROSSTALK上司×部下
巣立った後のことを
思い描いて

MEMBER

海外ビジネスの拡大を担う人材として期待。(鈴木)

———お二人の経歴を見ると、同じ時期に現在のユニットに加わっているようですが。

鈴木:そうなんです。私が今の部署のユニット長として異動してきたのが2015年の7月半ばで、加藤さんが入ったのが8月上旬。2週間ほどの違いで、私がこのユニットをどう運営していくかを考えていた頃に、彼が新戦力として加わってくれたわけです。海外ビジネスをもっと拡大したいと考えていたので、貿易に長けた加藤さんの加入は頼もしかったですね。

加藤:そうだったんですか。私はこのときにキャリア採用で入社しユニットに加わったのですが、確かに海外とのビジネスにもっと積極的に携わりたいという想いは持っていました。3年近く勤めた前職も輸出関係の会社で、貿易実務の知識はある程度身につけていたものの、新しいビジネスを開拓するような経験はなく、それが不安で。

鈴木:それがやりたいと思ってこの会社に移ったのですよね? 大学の4年間、海外で生活した経験もあるし、そうした意欲を持った新メンバーなら期待しますよ。私も7年近く香港に駐在してエンジニアリングプラスチック(エンプラ/機能性ポリマーユニットの主力商材)のビジネスに携わってきて、この分野は海外展開に必ず活路があると思っていましたから。貿易に関する基礎知識があって英語は達者で、海外ビジネスの開拓に興味を持った人材が来るとなれば、期待するのも当然でしょう。

———そのような期待を抱きつつ、最初に会ったときのお互いの印象は?

鈴木:期待通りというか、若くて爽やかで元気もあるし、新しい風が吹き込んできたという印象を持ちました。キャリア採用には、即戦力を求めるだけでなく、他の企業で働いた経験のある方に新風を吹き込んでほしいという期待もあるのです。その意味で、私がこれまでに会った社内の人間とは違う雰囲気があって嬉しかったですね。

加藤:私が鈴木さんに感じた第一印象は、壁を感じさせない、ということでした。私のような中途入社に限らず、新しい環境に踏み込むときには緊張するものだと思うんです。ところが上司でありながら話しやすく、すぐに打ち解けることができました。さらに細かな気遣いを感じたのが配属1日目を終えた夜。中途採用者向けの3日ほどの研修を終えて部署に配属されても、初日は特にする仕事もありません。パソコンのログイン方法など基本的なことを教わりながら1日を終えると、鈴木さんが「ご飯食べて帰らない?」と声をかけてくれたんです。都合がつきそうな他のメンバーも誘って。おかげで、ユニットの他の方たちの理解が深まり、結果的にチームにより早く馴染むことができました。そうした何気ない気遣いができる人であり、一声かければメンバーが集まるリーダーシップのある人ということも第一印象の1つになっています。

知識の深さや人脈の広さが大きな助けに。(加藤)

pic

———仕事における互い(上司と部下)の関係はどのようなものなのでしょうか。

鈴木:うちのユニットは10人の営業と、同じく10人の業務職で構成されています。国内を中心にいくつかの柱となるビジネスがあるのですが、加藤さんには次のビジネスの柱、とくに海外がらみの案件の開発を主に担ってもらっています。

加藤:それが私がこの会社に入社したときからの希望でしたから、希望通りの働き方をさせてもらっていると満足しています。先輩から引き継いだ国内の商売もあるので、今は海外7割、国内3割といったところでしょうか。

鈴木:そうした日々の業務の中での私と加藤さんとの関係なのですが、彼が日々の営業活動で新しいビジネスのタネを見つけてきたら相談を受け、「よし行こう」とか「もう少し研究してからにしようよ」などと判断するのが私の役割になっています。これは他のメンバーに対しても同様で、うちのユニットでは下からの突き上げというか、メンバーからの提案を受けて一緒に考えるという流れが基本になっているんです。

加藤:鈴木さんはエンプラの商売に関する知識はもちろんですが、社内や三井物産にも広い人脈があるので、その点で助けられることは多いです。例えば「この国を攻めてみたい」と相談すれば、「三井物産の現地支店のこの人を知っているから紹介しよう」となるから、仕事が早く進むんですよね。

鈴木:ビジネス、プライベートを通じて三井物産の方々との交流が多かったですからね、それが今、色々な場面で役立っているとは思います。そういえばこの前、イランに行ってもらったよね。

加藤:イランでは今、自動車産業が盛り上がっているので、樹脂や樹脂に加える添加剤の売り込みに行かせてもらいました。あのときも鈴木さんの情報力や人脈にずいぶん助けられました。

鈴木:商売としてどうなるかはこれから、というところかな。大いに期待してます。

加藤:そうですね。色々とサポートしつつ、そうして何気なくプレッシャーをかけてくるのが、上司らしいところでもありますね。

厳しい状況を乗り越え三国間ビジネスを成功。(加藤)

———これまで3年ほど同じユニットで仕事をしてきて、とくに記憶に残る案件を教えていただけますか。

加藤:個人的には、2年前に手がけた電気自動車用リチウム電池の案件がすごく記憶に残っているのですが——。世界的にもトップクラスの中国のメーカーに、リチウム電池のケース回りに使う特殊な樹脂を売り込むビジネスで。

鈴木:ああ、あれか。アメリカのサプライヤーから原料を仕入れて、中国のメーカーに納める、いわゆる三国間ビジネス。もともとは本部長から舞い込んだ話で、海外の新規案件だったから加藤さんに持ちかけたんだ。最初はお互いに、これは難しいだろうと思ったよね。

加藤:ボリュームが大きいので契約できれば大きなビジネスになるのですが、すごくニッチな材料でもあり、供給してもらえるかというところから高い壁がありました。しかもスケジュールが非常にタイトで。

鈴木:仕入元がアメリカ、販売先が中国、しかもその間に我々日本の商社が入っていて、それぞれに商習慣が異なるから、トレーディング上でもかなり難しい案件だった。それを何とかまとめたのだから、確かに記憶に残る案件にはなるよね。

加藤:アメリカと中国・香港、それぞれの三井物産の支店の協力がなければ難しかったと思います。実際にこの業務に集中したのは3ヵ月ほどでしたが、アメリカのサプライヤーと中国のメーカーの間を結ぶため、夜遅くにテレビ会議を開いていたのが思い出に残っています。ニューヨークの朝に合わせて夜11時から会議を始める。それまで時間があるから腹ごしらえをしておくかと、鈴木さんに牛丼をご馳走になったのは今も忘れられません。

鈴木:え? もっと良いものをご馳走しなかったっけ。それはともかく、誰もが難しいと思っていた案件をビジネスにしたのはすごいことだったよね。そうした成功体験がメンバーの皆を成長させると思っているし、そのためなら私も全力で協力します。

巣立った後にも自信を持てる人材を育てたい。(鈴木)

pic

———そうした想いも含め、鈴木さんはユニットの運営についてどのような方針を持っているのですか?

鈴木:営業メンバーを集めたミーティングを月に2回開いていて、1回は月次の報告と改善点などの議論。実績をもとに今後の対応を話し合う場にしています。もう1回がいわば戦略会議で、メンバーの皆さんが自分の持っている情報を持ち寄って「これは行けそうだ」「自分もやってみよう」と、自由に意見を交わす機会にしています。

加藤:ジョークを交えた発言も当たり前で、自由でありつつ意味のあるミーティングになっていると思います。自分が今ぶつかっている壁について他のメンバーから正直な意見を言ってもらえるし、自分の取り組みの参考になる意見を聞けることがよくあります。

鈴木:うちのユニットの営業メンバーは、全体的に若いんですよ。10人中の7人ほどが30歳前後より下。だからこそ話しやすい雰囲気があるのかもしれません。あと、自分としてはもう1つ心がけているのがメンバーの成長です。仕事を通じてでも、それ以外でも。

加藤:実は今度、社内の制度を利用してシンガポールのビジネススクールに派遣してもらうのですが、これも鈴木さんのアドバイスがきっかけでした。

鈴木:海外での研修は毎年募集があるんですけどね。たまたま今年の募集が始まったと聞いたので、加藤さんに「行ってみないか」と声をかけたんだったかな。

加藤:立派な推薦状を書いてもらったおかげで派遣が決まりました。1週間の期間ですが、月曜から金曜まで学校に通い海外ビジネスについて学んできます。

鈴木:本音を言えば、若いメンバーが力をつけてくれるのは嬉しい一方、戦力としての重要性が増して手放したくなくなるものなんです。ただ、異動は避けられないものだし、それなら自分のユニットから巣立ったメンバーが「さすが鈴木ユニットで育った人材ですね」と思われたいじゃないですか。ユニット長としては、ユニット員の次のステップも考えています。

———今後の、機能性ポリマーユニットの目標を教えてください。

加藤:若いメンバーが多いユニットなのは確かですが、この2年ほどで皆がそれぞれに力をつけてきたと感じます。それを個人で溜め込むのではなく、メンバー間の情報共有やシナジーを活性化して、新しいビジネスを次々に生み出すユニットにしていきたいと思っています。実際、メンバー2人がペアを組んで顧客訪問をするケースが増えるなど、良い方向に向かっているのではないでしょうか。

鈴木:加藤さんに期待している海外での新規ビジネスの開拓は、そう簡単なことではありません。私自身も長く海外駐在を経験して、それを実感してきました。当時よく先輩から言われていたのが「自分の中でゴールを定め、そこに最短でたどり着く方法を考え、実行しろ」ということ。メンバーの皆にもそうした意識を共有してもらい、エンジニアプラスチックの業界で三井物産プラスチックの存在感をもっと高めるのが、今の私にとっての一番の目標です。

おすすめコンテンツクロストーク